ギルロッシSr.はカーガイとしても有名でした。彼のリヴィエラは様々なカーショウでおなじみの一台でしたし、実車のレースにも取り組んでいました。残念ながら2022年に亡き人となってしまいましたが、僕らのようなオフロードラジコンファンにとって彼が与えた影響の大きさは計り知れず、決して忘れさることはできない存在のように思います。
Saturday, August 12, 2023
RANCH PIT SHOP
ギルロッシSr.はカーガイとしても有名でした。彼のリヴィエラは様々なカーショウでおなじみの一台でしたし、実車のレースにも取り組んでいました。残念ながら2022年に亡き人となってしまいましたが、僕らのようなオフロードラジコンファンにとって彼が与えた影響の大きさは計り知れず、決して忘れさることはできない存在のように思います。
Friday, August 11, 2023
Japan RPS
1985 Worlds Car project: Jammin' Jay Halsey's RC10
続いてジャミンことジェイ・ホールゼイのRC10です。こちらも部品集めにかなり長い時間がかかりました。海外の皆さんも色々なレプリカを作ってらっしゃいますが、日本の雑誌ほど鮮明なカラー写真が海外の雑誌には出ていなかったこともあって、不十分な資料で適当に作られたものが多い印象でしたので、とにかく完璧を目指してやろうと思って取り組んだプロジェクトです。
ペイントはすべてタミヤスプレーです。多分オリジナルもそうではないかと思います。青の色味とかラメの具合がそっくりなので。下手にファスカラーとか使うと全然違う色になると思います。
Tuesday, August 8, 2023
1985 Worlds Car project: GIl Losi Jr.'s 834B
11年前の投稿ではいつかは作りたいなんて書いてましたが、ついに実現しました!夢の1985世界戦優勝車の完全レプリカプロジェクトです。ちなみにドッグファイターは2018年、RC10は2021年に製作完了しています。というわけでまずはモディファイドクラス優勝車、ギルロッシJrの834Bの方からご紹介します。
使っているパーツは90%以上オリジナルと同じはずなので、かなり近いものになっていることがわかるかと思います。メインシャシーはコンポジットクラフト(D&Dグラファイト)のもので、中古品です。実は20年ほど前にこのシャシーを手に入れた時から、このプロジェクトに使おうと思って取っておいたものなのです。というのも、ギルJrはシャシーの端の方を路面との干渉を防ぐために削っていたのですが、その加工がこのシャシープレートにはすでに施されており、バッテリーも直置きしてタイラップで固定した痕跡があったため、恐らくJrとディベロップを行っていたRPS周りの誰かが使用していたものと思われ、この計画にはうってつけだと思ったからです。
フロント&リアショックはともにデルタの1/10用のブリーダーバルブ付きの初期型、フロントはショートタイプです。ただ僕の持っていたショートショックではピストンシャフトが短すぎたため、eBayにたまにデルタのパーツを出品しているデルタ創業者ビル・キャンベルの息子さんに連絡を取って、ミドルタイプのシャフトを譲ってもらい、ことなきを得ました。このレプリカを作ろうとすると、恐らくショックの入手が一番困難でしょう。デルタの初期型は非常に数が少ないです。スプリングはフロントはジャンクで持っていたものの中にまったく同じ巻数&巻き方向のものがあったのでそれを採用しましたが詳細は不明です。恐らくRCHかな?アジャスターはデルタ純正に軽め穴を施工(これが意外と難しい)し逆さに取り付け、ブリーダーバルブのシールはつけずにネジ直留めしています(シールをつけるとこの位置にアジャスターがつかないのです)。バネレートについてはかなり繊細にセッティングしていたようですね。
というわけで選んだのが下の写真のモーターです。このモーターはIFMAR1985で4位に入ったクリス・アレックから譲ってもらったものです。クリスもトリニティのサポートを受けていましたから、これは正真正銘のワークスモーターということになります。エンドベルはもちろんスロットカー用ブラシを使用するモジュラーエンドベル、テープを開封するのがもったいないので分解はしていませんが、当然手巻きローターと思われます。クリスがこのモーターを世界戦で使ったかは定かではありませんが、ヒストリー的には最適なものではないかと思っています。